文フリ行くぜ、有象無象ども!
文芸同人サークル「有象無象」編集長です。我々、有象無象どもは、文学フリマ東京に参加してきました! 今回、我らが同人誌『有象無象』は既刊003号〜005号を持参しました。残念ながら新刊はなし。
会場の様子
出展者入場チケットを手に入場すると、パンフレットを一部もらうことができました。このパンフレットは11時開場までの間、入退場のチケット代わりになります。といっても、11時まで1時間なんて、すぐです。
お隣のブースは、サークル名「働くメンヘラ」さん、逆のお隣は「たろうのはなこ」さんで、委託販売されている鯉実ちと紗さんにもお名刺を頂戴しました。ご丁寧にありがとうございますー!
→11/23(木祝)文学フリマ東京「B–42」です!もう明日やん! – 野々花子の「色々ネットは面倒くさい」
→第25回文学フリマ東京で委託販売を行います | 鯉実ちと紗 Official Website
ことほどかように、文学フリマ ではカード交換が行われる場面がありますので、ぬかりなく用意しておくのが肝心です。もちろん、我らが文芸同人サークル「有象無象」ではカードを切らしておりました。
……。
じ、次回こそは!
両隣の方となんとなくご挨拶した我々でしたが、11時開場前に、運営から「両隣の方とご挨拶タイムです。今からご挨拶してください」というアナウンスが入り、改めてご挨拶しました。私のような小心者引きこもりとしては、こういうアナウンスがありがたいです。
待てばカイロの日和あり(灼熱
会場では原則「ブースの外に出ての声かけ・呼び込みは禁止」「ブース内からでも大きな声を出して呼び込むのは禁止」となっています。お客様は安心してウインドウショッピングして頂けるわけです。是非、気軽に立ち読みしていって頂ければ。
うちのブースもそうですが、フリーペーパーを用意しているところもあります。「有象無象」では常に2種類以上のフリーペーパーがありますので、是非お気軽にお持ち下さい。
また、うちのブースでは「投げ銭小冊子」もあります。これは手製本なので、なかなか部数が作れないのですが……。100円くらい頂ければ、という感じです。
あ、もちろん本誌もお買い上げ頂けたら嬉しいですよ。300円です。編集長の私、いつも間違えて250円て言っちゃうんですけど、すみません間違いです。300円です。
そんなこんなで、販売開始です。
前回005号をお買い上げ頂いたお客様が今回003号を買って下さいました。感謝です! そういうお客様のために006号を次回ご用意できるよう、一同決意を新たにしました。 #bunfree #文学フリマ pic.twitter.com/TIUL9Afd3h
— 有象無象 (@uzomuzo_) 2017年11月23日
今回我々は設営が遅れて11時少し割り込んでしまったのですが、わざわざ設営が終わるのを待って既刊をお買い上げくださったお客様が! 前回005号を買って面白かったそうです。ありがとうございます! じ、次回は必ずや新刊をお持ちしますからー!
こうしてブースにいる間は、編集員が顔を合わせる貴重な機会でもあります。「次号の装丁はどんな風にしよっかー」なんて話も出ますし「よその判型ちっちゃくていいなー」「うちもちっちゃくするー?」なんて他サークルをちら見しながら相談したりもします。こういうサークルノリも文フリの楽しさです。お一人様でいらっしゃるサークルは、留守番を立てるのもなかなか大変そう。
討って出る時もあります
一方、我々も一日中ブースに座ってのんべんだらりと話しているわけではありません。 ムダに 4人もいるので、交代で外に出ます。
一つには、会場1階に出店しているターリー屋さんのカレーを食べるためです。今朝からあんま食べてなくてお腹が空いたので、編集長いの一番に食べにいきました。
もう一つには、会場2階に出展しているクルミドコーヒーさんのコーヒーを飲みに行くためです。
→第二十五回 文学フリマ東京 に出店します![11/23(木祝)]|クルミドコーヒーのブログ
はっきり言って、こんなに飲んだり食ったりしているのは編集長だけで、他の編集員たちは、あちこちのブースにご挨拶に行ったり、気になるブースをのぞいたりしています。
編集長は小心者なので、立ち読みコーナーで、さまざまな本の装丁を眺めては販売のアイデアを練っています。あとチラシコーナーで随想に浸ります。「今回はチラシ作るのすっかり忘れてたな」とか。
お客様との交流とか
うちのブースに来て下さるお客様はなかなか珍しいので、お声をかけて「何かお気に召したものがありましたか?」とお尋ねすると、「以前買ったのが面白かったので……」というようなお言葉を頂戴し、編集員一同歓喜することもあります。
他ブースの方が挨拶に来て下さって、応対することもあります。少しずつお顔を覚えた方もあり、これもまた嬉しいことです。狐の面でおなじみ?の楽園文庫さんとか。
今回はお客様に「何か見て行きたいからオススメのサークルを教えてください」と言われ、以前から仲良くさせて頂いているクリスチさんをご紹介しました。
ネット上にあるもう一つの文フリ会場(Twitter)
私が今回考えたのは「もうちょっとお客様もサークルもTwitter使ったら楽しくなるんじゃないかなー」ということでした。
文フリ会場でお客様にリーチする手段はとても限られているので、お客様にTwitter活用が広まると、出展者もお客様も情報を交換できて、まさにここは文芸情報の流通センターとなると思った←誰が上手いこと言えと (編集長) #bunfree #文学フリマ pic.twitter.com/BeKITKe13c
— 有象無象 (@uzomuzo_) 2017年11月27日
前述のように、文フリ会場ではお客様に大音声でお声かけすることもできませんし、呼び込みもいたって限られています。そういう意味では、サークルからお客様への情報発信は、ブースの展示と、立ち読み、チラシ、くらいです。
でも実は、サークルはTwitterでけっこうつぶやいているんです。実況中継的でもありますし、「ちょっと席を外します」なんて業務連絡的なものもあります。そういう意味では実用的です。
お客様とサークルが両方とも「 #bunfree 」のハッシュタグを付けることを意識して、Twitter上で情報発信・収集するようになると、いっそう交流が増え、自分の気になるサークル、面白い作品を探す助けになるのではないかと思います。
終末
さて、 今回我々「有象無象」は後に用事を控えたメンバーが多いため、16時で早じまいといたしました。お荷物を片付け、お隣さんにご挨拶して撤収です。
次回は、絶対新作持ってくるぞー! おー! と決意を新たに。
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